今回も前回に続き、日本人が祀られている廟を紹介します。
本將軍前大士殿です。
今まで紹介した5つの日本人を祀った廟の中で、一番小さな廟です。
この廟なんですが、片倉佳史さんの台湾特捜百貨店によると
このあたりで訓練をしていた予科練の少年飛行兵が米軍に撃墜され
谷山利之、大原泰雄、繁田稔、3名の方が亡くなられたそうです。
その3名の方を祀った廟になります。
こちらには3名のお写真もありました。
予科練ですからまだみなさん17,8歳ですよね。
これまでに回った4つの廟の方たちもそうですが、
このような方たちの犠牲の上で今の日本は成り立っているんだと思うと
ただ、ただ感謝あるのみです。
そして、その日本人の方々を70年以上もたった現在も祀ってくださっている
台湾の方々にも感謝です。
今まで紹介した台南の日本人が祀られている廟は、レンタルスクーターで
1日で周りました。
範囲はグーグルマップで見ると、山手線と同じくらいの範囲です。
私は、安平の観光も含めて夕方までにはスクーターを返却できたので
そんなに無理をしなくても回れる範囲だと思いますよ。
台南にはまだ日本人を祀った廟があるみたいなので、
機会があればそちらにも是非行ってみたいですね。
本將軍前大士殿
七元帥廟から西へ約7.5km、飛虎将軍廟から北へ約10kmほどの場所にあります。
本將軍前大士殿も七元帥廟と同じく最寄りのバス停からは30分以上歩くみたいです。
なので、やはりこちらもタクシーかレンタカー、
またはレンタルスクーターで行くのが良いと思います。
ただし、本当に小さな廟なので見落としてしまうかもしれません。
行くときは、曽文渓西港堤防沿いの大きな木を目安に、
行ってみて下さい。
住所: 台南市西港區南海里西港堤防沿い
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