今回紹介する私が行った台湾おすすめの場所は、彰化扇形車庫です。
扇形車庫というのは鉄道車庫の一種で、蒸気機関車のように前後の区別がある車両が、
方向転換するために必要な転車台に付随して造られた車庫になります。
ディーゼル機関車や電気機関車の普及に伴いその姿を消していき、
台湾では現存している扇形車庫はここ彰化だけになります。
しかもこちらは現在も現役で稼働中で、その上無料で見学をすることができるんです。
入り口で名前、住所を記入した後、車庫内に入っていきます。
私が行ったときは、中央で蒸気機関車がお出迎え。
この後整備の人がお釜?の中を掃除してました。
車庫にはズラッとディーゼル機関車も止まってました。
車庫の中はこんな感じ。この辺は普通の車庫と変わりませんね。
こちらが転車台、この日は動いているのを見ることはできませんでしたが、
運が良ければ車輌を載せて動くシーンを見れるそうですよ。
車庫の脇には見学塔があって、上部から俯瞰することができます。
このように上から見ると扇形車庫って美しいですね。
日本でも扇形車庫は何箇所か(京都鉄道博物館など)にあるみたいですが、可動しているのは
規模のあまり大きくない天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅だけ?だそうです。
世界的に見てもこれだけ大規模の可動している扇形車庫を見学することができる場所は
なかなかないと思いますよ。
なので、彰化に行く機会がありましたら、ぜひこちらを訪れるのをオススメします。
彰化扇形車庫
彰化市彰美路一段1號
営業時間 平日 13:00~16:00
週末 10:00~16:00
休業日 月曜日
台鐵彰化車站下車徒歩8分
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